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ヤミ金をはじめ借金だけ無くなれば、活力も湧いてくる可能性はあるが

死んだも同然の状態の中で、お誘いについては真剣に悩んでいる。

死んだも同然なので、私に本気になってくれている社長に全てを打ち明けた上で判断を仰ぎ

死んだ気で、そしてもう一回死ぬ気で事業を社長とともに起こしていく。これがノーマルな考え方なのか・・・

今の会社もお誘いで入社した事は確かだが、借金返済に対しては「入社が条件」であった事と

当然ではあるが、借り入れ先が見つからなければ助けて貰えない。つまり、知らん顔。

それに対しバイト先の社長は、借金の事は知らないまでも、私に対して、個人ででも出資をするとまで

言って下さった事から、熱意は比較にならないほど伝わってきた。

打ち明けてみなければ分からないが、断られそうな気配は感じない。それだけに、打ち明けてしまえば

後には引けない状況になる事は確かだと思っている。

自分だけのことを考えれば、このまま終わりを迎えるよりも、助けを求めてキレイな体になる事を望むが

自分の力が至らなかった時は、「迷惑」という言葉では済まされないほどの迷惑をかけてしまう事にもなる。

会社の部署を預かった経験はあるが、自分で起業した経験はなく、苦労をするのは構わないが

私が最も怖いのが「失敗」である。

とりあえず、企画を考えて、何が出来るか、その可能性の比率を想定して決めることにした。

これがきっかけで、私の福耳が本領発揮しないものかと、そんなふざけた思いまで湧き始めている。

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